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Dodo
Dodo
関西在住のサバイバルゲーマー。

主にCQB系のフィールドで活動中。タクトレ等のテクニックや安全管理について情報収集に精を出しています。装備系も好きなのですが、考察などはベテランさんに及ばないのでそこそこに、Seals"風"装備をコツコツ集めています。
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2015年10月18日

安全管理について

4Rules

今日は安全管理について考えてみたいと思います。

このテーマはブログをはじめるに当たって最初に書こうと決めていました。

どうでしょうか。安全管理。
いきなりえらそうな感じで申し訳ないんですけど、あえて書いてしまいます。

サバイバルゲームプレイヤーで、きちんと安全管理ができている人ってどれぐらいいるでしょうか。

私常々思っていたのですが、ベテランも含めて多くのプレイヤーが十分な知識を持たずにエアガンを扱っていると思います。
正しく扱えている人は半分以下、下手すると3割を下回るかもしれません。

ただ私は、多くの人が知っていて無視しているというより、知らないから守れないのだと思っています。
だからこの記事を書こうと思いました。(エラそうな感じでスミマセン)
これからサバイバルゲームを始めようと思っている方や、始めたばかりの初心者の方もぜひ一度真剣に考えてみてく欲しいと思います。

さて、私が実際に多くの方の理解が不十分だと思うのは、TOPに画像を挙げている4つのルールです。

1.常に、銃は発射できる状態であると見なして扱うこと。
2.決して、破壊したいもの意外に銃口を向けないこと。
3.標的を狙う瞬間まで、指はトリガーから離しておくこと。
4.標的と、その向こうに何があるかを、常に把握しておくこと。


これはジェフ・クーパーが提唱する4つのルールですが、私はこれに1つ加えて

5.使う時まで、常に銃から抜弾しておくこと。

5つのルールとして覚える事をオススメ致します。
重要なテーマですので、具体的な中身についてはこれから数回に分けてご紹介していこうと思います。

今日はその前に一つ深堀りして想像しておいていただきたい事があります。
上記のルールは実銃を扱う上でのルールです。
エアガンはあくまで玩具であり、威力も規制がありますから実銃とは比べるまでもありません。
なぜ実銃のルールを持ち出してまで、エアガンの取り扱いに神経質になる必要があるのでしょうか。
カッコいいから?通ぶりたいから?人の粗探しをするのが好きだから?(チガイマスヨ)

これは私の考えですが、一つは、実銃に関しては既に多くの安全管理ノウハウが蓄積されているので、これを踏襲して守ることが効率のよい方法だからです。
そしてもう一つは、エアガンで起こる最悪の事故を想像すると、実銃同様の扱いをすることが必要だと思うからです。

では最悪のケースを想定してみましょう。
エアガンの威力は限られています。いくら直撃といっても皮膚や骨を突き破るほどの威力はありません。
ですから、人体のやわらかい部分、たとえば眼球に当たった場合などが最も最悪のケースと言えるでしょう。

1.あなたはサバイバルゲームに参加するプレイヤーの一人です。
2.セーフティで休憩中にあなたのエアガンが話題になり、友人に持たせてあげることにしました。
3.あなたは友人にエアガンを手渡そうとしますが、うっかりつまずいてしまいます。
4.つまずいた拍子に、誤ってBB弾が数発発射されてしまいます。
5.友人の両目にBB弾が直撃し、救急搬送されますが友人は両目ともに失明してしまいます。

どうでしょうか。ありえないケースでしょうか。このケースはいろいろな不注意が重なっておきていますよね。

1.銃から抜弾できていない
2.安全装置をかけていない
3.つまずいて引き金を引いてしまっている。(引き金に指をかけていた)
4.友人に銃口が向いていた

あくまでも想定なので、この4つが守れていなかったこととしますが、
さて、この1~4を一度もミスせずに今までもこれからもエアガンを取り扱っていける(いけていた)でしょうか?

人間は完全ではありません。

1や2というのは、何度もゲームを繰り返していると、ついうっかり忘れてしまう事は誰にでも起こりうる事かと思います。また、弾を抜いているつもりだった、安全装置をかけているつもりだった、という勘違いも起こりえます。

また、3や4は、1や2をちゃんとしているからという理由で、おろそかにしてしまっている人は多いと思います。セーフティでふざけあったり、記念撮影でふざけたりして、3や4を守っていない人は実際によく見かけます。もし、1や2がちゃんとできているというのが勘違いでうっかり忘れていたら?

どうでしょうか。4つのミスが同時に起こる事はありえないとは言い切れないですよね。

さて、では両目にBB弾が当たり、失明してしまったらどうでしょうか。

仕事、同じようにできますか?
恋人や子供、家族の顔はもう見えません。
今まで楽しんでいた趣味やスポーツも同じようにはできなくなるでしょう。
町に買い物に出かける事は?
車の運転は?
食事は?
当てた方の賠償は?
騒ぎになったフィールドはこれまでどおり運営できる?
サバイバルゲームやエアガンに対する規制は?

エアガンは銃と違って人を殺す威力は持っていません。
しかし、間違っても事故が起こらないよう、実銃と同様に慎重に扱う必要があるとは思いませんか?

安全管理について

「銃が人を殺すのでなく、人が人を殺すのだ」

実銃における格言ですが、同じ気持ちでエアガンを取り扱って欲しいと思います。

ちょっといきなりえらそうな雰囲気を醸し出してしまっていますが、楽しむために一番大事な事だと思います。
海外ですが、エアガンでの事故事例を紹介して今日は終わります。


安全管理について






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使う時まで、常に銃から抜弾しておくこと。
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標的を狙う瞬間まで、指はトリガーから離しておくこと。
決して、破壊したいもの意外に銃口を向けないこと。
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Posted by Dodo at 00:17│Comments(0)安全管理
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